参加者みなさんからの声 −アンケート結果−

第9回

開催日:2005年3月19日(土)

講 演:素粒子の謎に迫る 〜物質の統一理論を求めて〜
講演者:カリフォルニア大学バークレー校 助教授  
野村 泰紀先生



★講演会についてのご感想


(高校1年生)

l     物理を少ししか学校でやっていないので、分からない箇所が多くあったように感じられました。習ったことのある箇所はとても分かりやすいように説明して下さっているんだと分かったのですが。でも先生の話される例はとても分かりやすく、習っていない箇所でも分かったと思えるところが多々あったと思います。楽しい講演会をどうもありがとうございました!

l     私の行っている高校は化学を2年生からやるので、内容がとても難しかったです。初めて聞いた言葉もあったので、もう少し説明をしてほしかったです。宇宙がどんどんふくらんでいて、逆に言うと昔は1cmだったということがおもしろいと思いました。最後の方はすごく難しくて、ちょっとついて行きずらかったです。

l     普段聞くことができない内容だったので、とてもおもしろかった。以前、相対性理論の本を読んでよく分からなかったけど、今回の講演を聞いてなんとなくだけど理解できた。今まで本を読んでみても、構造を理解できずにただ文字をながめているだけだったが、仕組みが分かるとすっきりしてうれしい。

l     五次元ができあがるというのは、とてもおもしろい話であった。

(高校2年生)

l     本で読んで分からなかったことが、さらに分からなくなった。しかしそれを考えることが楽しいから良いのですが。とても興味がわきました。よりいっそう物理学を究めたくなりました。

l     常識を打ち破った先に真実が表れるとは、皮肉な感じがします。自分たちは普段真実にあまり触れる機会が与えられていないのかと思うとドキドキする。

l     少々難しい内容であったが、分かりやすく説明してくれたので理解することができた。

l     宇宙はもともと極少の世界だったというのが驚きだった。また、現在わかっていない物質がこれからどうなっていくのかが気になった。

l     後半、後に行けば行くほど難しくなっていったけど、本当に様々な世界、考え方や、知らなかった真実のことを知ることができてとても楽しかったです。野村先生の“ネツ”が伝わってきましたし、大変ワクワクする講演でした。このような機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

l     ただ話すだけでなく、映写機(みたいなもの)を使って図解して、しかも分かりやすい言葉で説明してくださったのでとても分かりやすかったと思います。私は今まで宇宙のことを考える際に、素粒子を特に視野に入れないで考えていたのですが、これからは素粒子のことも考えてみようと思えました。私としては、ひも理論のことについてうかがえればと思っていたのですが、それは無かったので残念でした。しかし今まで知らなかった新しい理論などを聞くことができ、とても有意義な時間を過ごせたと思います。野村先生の話し方がかなりおもしろかったです。

l     ニュートリノがどういう物質なのか全く知らなかったので、知ることができてとても勉強になりました。一言に物理学と言っても、化学(科学)や数学、天文学ともつながっているということが分かったので、理科の勉強について今まで以上に興味が湧きました。今日はありがとうございました。

l     非常にわかりやすく、また興味も持てた。後半のお話は難解だったが、それでも理解できる部分も多く、来てよかったと思う。会場の雰囲気もよかったと思う。

l     画面が見にくい。簡単な説明で、なんとなく分かりました。謎や説明できないことがたくさんあり、私の好奇心を騒がせました。

l     難しくて後半は分からなかった。

l     声が聞き取りにくく、文字が読みにくかった。速さの考え方についていくつか興味が湧く点があった。難しすぎて理解できない点が多々あった。時間の進み方が変わることがあるなんて驚きました。

l     声が聞き取りづらかったり、OHPが見づらかったりしたが、聞き取れた部分でいえば楽しめた。未来に行けても過去に行けないのなら、私にとってタイムマシンは必要ないと思った。

(高校3年生)

l     私は高校で物理TBとUを学習して、少しだけ物理が分かったと思っていましたが、今日の話を聞いてまた分からないことがたくさん出てきて、大学で学ぶのが楽しくなってきました。

l     いつもとは違う角度からの説明で、とても新鮮でした。

l     とてもよかったです。最先端のを知れてよかったです。

(教 員)

l     最先端で活躍なさってる真っ最中の若手研究者の方のお話を生で聞くことができて、とても有意義でした。高校生にもこのような話を今後も聞かせたいですし…、自分自身も参加したいと思います。分かりやすいように組み立ててくださいましたし。ただ、@全て話そうとなさったことで、進み方が速く、予備知識のない生徒達(理科科目の選択制で、なんと「アボガドロ数」すら習わないで高校を卒業する生徒がいるのです。)にとっては、頭で組み立てられないくらいだっただろうと思います。Aそして、財団に若いスタッフをやとって、講師から先に送られた原稿を絵付きで打ち直し、さらに模型や動く実演物を作っておく、という準備をすると良いなと思います。クリスマスレクチャーにしても金曜講和にしても、お話だけでなく“物”を見せているようなので、生徒達に対しては特に必要だと思います。

l     OHPの拡大率は高くならないだろうか。全般的な話は良いのですが、講師の先生の具体的研究もうかがえれば良いと思った。

l     小さくて見えないので、もっと大きな字を映してくれた方が良かったと思います。すばらしい、興味ある話なのにもったいないです。

l     前回に続き今回も参加させていただき、ありがとうございました。日本人離れした身振り手振りで熱心に話してくださるので、つい耳を傾けてしまいます。TDの内容は濃い内容なので書き留めようとしたのですが、できませんでした。図、イラストなど、ユーモアがあり、貴重なTDでした。初心者向けに出版していただければありがたいです。後半の講演会の核心部分、質問コーナーはおもしろい。もう少し時間をかけて話を聞きたいです。高校生達も、実に鋭い質問をしていました。理科離れは心配しなくてもいいかもしれませんね。

l     私達に見える世界は一部に過ぎないことが、エネルギーからわかるというのはおもしろかった。ダークスターを調べることで5次元世界が見えてくるというので、ぜひ解明してほしい。複素数の世界も数学の世界だけで終わらないで、新たな物質を考える手立てになると思うと、数学にも興味が湧いてきた。

l     とても楽しく、おもしろい内容でした。特にHiggs機構の説明が分かりやすかったです。しかし、粒子がまだ発見されていないのは残念。なぜでしょうか。2005年は世界物理年ですね。私もミーハーとして今年はベルンに行ってみたいと思っていますが、誰かアインシュタインツアーなど企画してくれないでしょうか。情報があったら教えてください。

l     専門外のことで難解であったが、高校生に高度な内容の話を投げかけていただくことは刺激になり、探究心を鼓舞するために大いに役に立つと考えます。研究がどのようになされ、どのように理論が組み立てられていくのか、高校生に良い学習の機会を与えていただきました。

l     理解できる領域を、もっと広げたいと思いました。

★「科学」について日頃から興味があること、知りたいこと、疑問に思うこと

(高校1年生)

l     最近は植物の品種改良や、人間の核であるDNAなど、生命の分野について興味があります。

l     お風呂に入った時湯気が出るけど、その湯気をじっと見ているとけっこう粒になっているっぽい気がします(水蒸気?)。その粒がどうして空気中に浮いているのか気になります。すっごく小さい雨粒だって落ちてくるんですから、水蒸気の1粒だって落ちてもいいと思います。

l     疑問…(講演会に久々に来たんであんまし浮かんできませんが。)時間もエネルギーの一種だというのを何かの本で見たとき、スゲー驚きました。時間は不変のものだと思っていたので、考え方が全く変わりました。科学系の本をちゃんと理解しながら読むと、すごく楽しいです。

(高校2年生)

l     超ひも理論。宇宙全体について。

l     人や環境の整備に役に立つ微生物や菌類を、上手に使えるような研究をしてみたい。「地球の漢方」を使ってみたい。

l     時間旅行、ブラックホール、ワームホールについて。

l     私は普段、宇宙のことを考えるのが好きなので、科学雑誌で宇宙関係のところを読んだり、夜、星を眺めて色々考えたりしています。宇宙は広く、私にとっては限りなく謎で、思考の対象としてとてもいいものだと思っています。知るのは不可能だとよく言われますが、私は有限である宇宙空間の外の世界を知ることができたらいいと思っています。また、宇宙の始まりは無であったとは言いますが、本当に無から宇宙は生まれたのか、無から宇宙が生まれるのなら、この宇宙だけではない他の宇宙もあるのではないかと思うので、それらを知ってみたいと思います。このような会で、宇宙をテーマにしたものをぜひ取り上げてほしいです。

l     できればこの「楽しむ科学教室」を日曜か祝日にやってほしいです。今回は学校が休みだったので初めて参加したのですが、毎週土曜日は授業があり、ここまで来るのに1時間ぐらいはかかってしまうと思うので、下校途中に来ても公演時間に間に合わないことが多くなってしまうと思います。ぜひ、祝日や夏休みなどにやってください。お願いします。

l     物理一般。特に宇宙について興味がある。

l     他の銀河系の科学はどんなのがあるのか。他の銀河系にはどんな生物がいるのか。火星は住めるのか。

(高校3年生)

l     宇宙関係のこと。



(教 員)

l     理科(物理)の教員なので、どうやって生徒達の科学への関心を呼び起こそうかといつも悩んでいます。このような催しに来る生徒はすばらしいと思いますが、このようなことに関心を示さない大多数の生徒をどうするべきなのかも考えていかねばなりません。高校もそうですが、小学校からの問題かもしれません。財団のこのような活動を利用させていただきつつ、高校教員としてできることを精一杯やっていこうと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。終了後いくらでも質問できるというのも、すばらしい配慮ですね。

l     物理現象が数式で表現できるということに、強い感動を覚えます。歴史的には物理現象を説明するための数学を探したり、発明したりがあるわけですが、それにしても数式で表すことができるというのは、まさに“楽しい科学”なのです。物理現象がどうして数学()で表わすことができるのか、これが私にとり不思議なのです。数学()自身が物理現象そのものなのか。

l     高校の物理の授業では、相変わらず前期量子論で終わりです。今日の内容のような内容や、少なくとも量子力学は教えたいと思っているのですが…。イギリスでは“AS”などの教材や、コースカリキュラムが開発されてきたようですが、日本でもなんとかしたいものです。現実的には「物理を嫌いにさせない」ことで、今は手一杯です。

                                                                                  以上