第7回「小柴昌俊科学教育賞」最終選考会結果発表


6月5日(日)に執り行われました第7回「小柴昌俊科学教育賞」最終選考会の結果は下記の通りです。



★優秀賞 
−金メダルの賞牌及び副賞100万円− (1件)


*「光触媒による酪農廃棄物の分解反応 〜総合学科高校生が挑戦する技術開発〜」
                                 −望月 基希
(所属:静岡県立富岳館高等学校)

酸化チタン光触媒の担体として農漁業や製紙業の廃棄物を利用し、総合学科教育校の特色を生かして、環境に優しい高性能の脱臭材を授業と課外活動で生徒たちと一緒に開発し、県内・国内での学会発表や、海外も含めての研究者・技術者・酪農の人々との交流を通じて改良を続けているプログラム。

     ★概要



奨励賞  −銀メダルの賞牌及び副賞50万円− (3件)

「科学クラブ高校生の出前実験教室:命の誕生との出会い」
                  −
京都府・ノートルダム女学院中学高等学校 代表者 中川 美津春

高校生の科学クラブ員が、微生物やメダカなどの培養と飼育を科学的管理のもとに行いながら、市内の小学校や京大博物館などで10年間に15000人を超える子供たちに290回もの出前実験教室を開き、メダカが卵から飛び出す瞬間など小動物の命の輝きを、子供たちにその場で作らせた小さいガラス玉の顕微鏡(本クラブの特製)で観察させたり、恐竜の化石や足型に親しませたりしているプログラム。

     ★概要



「大学院生による出身高校への出張授業」 
                                       −大学院生出張授業プロジェクト“BAP
                      代表 宮武 広直
(東京大学大学院理学系研究科 博士後期課程在学)

理系の様々な専攻課程に在学する40名あまりの大学院生が、周到な計画と準備のもとに、全国に広がる各出身高校へと授業に赴き、自身の研究内容はもちろん、入学してからの勉学と生活の体験、研究の面白さや苦労と将来への夢、国際環境での活躍ぶりなどを、同志の友だちとして高校生に語りかけ、後輩の探求心に火をつけるプログラム。

     ★概要



「アサガオ類を対象とした理科部の研究指導と教材開発」
                            −中村 信雄
(所属:北海道・函館白百合学園中学高校)

中高一貫教育校での理科部の課外活動において、生徒たちの研究への自主的な参加を20年あまりにわたり指導し、特に純系のアサガオ類を対象として、世代を超えて共有できるデータの再現性を統計処理技術も修得させて確保し、学会や研究会で生徒たちに発表させるとともに、この活動で蓄積された成果を全国の学校でも使える教材の開発に繋げているプログラム。

     ★概要