素粒子の謎に迫る 〜物質の統一理論を求めて〜
野村 泰紀
講演の概要
現在の素粒子物理学によれば、自然界はクォーク、レプトンと呼ばれる基本的な粒子と、その間に働く4種類の力により成り立っているとされています。この理論は現在分かっている物質の構造および性質を見事に説明します。その一方で、近年、この極めて有効で美しい理論にも不完全な点があることが分かってきました。本講演では、現在の素粒子理論の説明から始めて、それを超える様々な理論的アイディア(物質及び力の統一理論や高次元時空の理論、宇宙論との関係等)、さらにはそれらを実験的に検証する可能性などについて解説していきます。