
楽しむ科学教室
財団法人平成基礎科学財団主催
岡山県・岡山県教育委員会協賛
後援
日時: 2008年9月20日(土)13:00開演
会場: サン・ピーチOKAYAMA 3階 ピーチホール
司会進行
財団法人平成基礎科学財団理事、東京大学・東北大学名誉教授 武田 暁
挨拶
財団法人平成基礎科学財団理事長・東京大学特別栄誉教授 小柴 昌俊
岡山県企画振興部長 大森 弘介
講演会次第
「生命観を問い直す」 〜機械論から動的平衡へ〜
福岡 伸一
13:10−14:30 1時間目
14:30−14:50 休憩
14:50−16:10 2時間目
16:10−16:40 質疑応答
閉会
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講演者紹介
福岡 伸一 (ふくおか しんいち)
1959年 東京生まれ
★経歴
1982年 京都大学農学部卒業。
1987年 京都大学大学院農学研究科 博士課程修了。
1988年 米国ロックフェラー大学博士研究員
1989年 ハーバード大学医学部博士研究員
1994年 京都大学助教授
2004年 青山学院大学理工学部
化学・生命科学科教授。
★専門分野
分子生物学専攻
★主著書
『もう牛を食べても安心か』(文春新書、科学ジャーナリスト賞)
『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞)
『ロハスの思考』(木楽舎ソトコト新書)
『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書、2007年度サントリー学芸賞及び中央公論新書大賞)など。
★翻訳書
『モッタイナイで地球は緑になる』(ノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイ氏の自伝)(木楽舎)
『築地』(テオドル・ベスター著)(木楽舎)など。
★講演内容の概要
現在、私たちの周りには生命操作を巡る様々な議論がある。遺伝子組み換え、クローン技術、ES細胞、臓器移植・・。これらを可能とする先端技術の通奏低音には、「生命とはミクロな部品が集まってできたプラモデルである」という見方、すなわち機械論的生命観がある。
ルドルフ・シェーンハイマーは、生命が「動的な平衡状態」にあることを最初に示した科学者だった。この「動的平衡」論をもとに、生命観を問い直したものが、自著『生物と無生物のあいだ』である。生物を無生物から区別するものは何かを、私たちの生命観の変遷とともに改めて考察してみたい。