楽しむ科学教室

財団法人平成基礎科学財団主催
東京大学理学部・東京大学素粒子物理国際研究センター共催

 後援



日時: 2008年6月22日(日)13:00開演

会場: 東京大学 小柴ホール

 

司会進行                                     

      財団法人平成基礎科学財団理事、東京大学・東北大学名誉教授 武田  暁 

 

挨拶

                  財団法人平成基礎科学財団理事長・東京大学特別栄誉教授 小柴 昌俊

 

 

講演会次第

 

「仮想世界と現実世界の融合を目指して」

         〜ユビキタス・コンピューティング・その可能性と未来〜

 

                                                                                                         坂村  健

                                                                    

 

13:10−14:30                  1時間目

14:30−14:50                  休憩

14:50−16:10                  2時間目

16:10−16:40                  質疑応答

 

 

閉会 

 


★この「楽しむ科学教室」は地上デジタル教育テレビにて放送され、更に平成基礎科学財団がDVDに制作し、全国の希望する学校に配布する予定です。

参加者の方々のお顔や質疑応答も放送番組、DVDに含まれることになることをご承知ください。

***************************************************************************************************
講演者紹介

坂村 健(さかむら けん)

1951年 東京生まれ

★専門分野
コンピュータ・アーキテクチャ

★経歴                                   
1979年  慶應義塾大学大学院工学研究科博士課程修了 工学博士
      同年東京大学助手(理学部情報科学科)
1987年 東京大学助教授
1996年 東京大学教授
2000年  東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授
2002年 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 所長(兼任)

★受賞                                    

2002年  IEEEフェロー、2003  IEEE Golden Core Member
2003年  紫綬褒章、
2006年  学士院賞

★著書                                   
『ユビキタスとは何か』(岩波書店)
『変われる国、日本へ』(アスキー)
『ユビキタスでつくる情報社会基盤』(東京大学出版会)
『TRON DESIGN』(パーソナルメディア)など多数

★講演概要
最先端のコンピュータの研究分野である「ユビキタス・コンピューティング」は現実の世界とコンピュータの中の仮想世界をつなぐ技術である。今自分がどこにいるのか?目の前にある食品は誰がいつ作ってどうやって運んできたのか?このようなことを自動的に、例えば自分が持っている携帯電話で認識する。さまざまな要素技術よりなる総合技術によりこのような世界を実現する。本講義では、それらの要素技術の中の代表的なもの、例えば電子タグ、RFID(Radio Frequency Identification)、超小型コンピュータに関して説明を行う。さらに、それらの要素技術を統合する方式の中で特に講演者自身が研究開発を進めているユビキタスIDアーキテクチャについて解説をすすめる。
後半は、このような環境が実現した場合に考えられる、さまざまな応用、例えば、空間情報システム、食品、薬品トレーサビリティシステムなどの可能性についての実証実験を映像を使い述べる。また、このようなユビキタス・コンピューティングを現実社会の中でどのように実現するかに関して制度面からのアプローチの必要性についても述べる。