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日時: 2004年5月16日(日)13:00開演
会場: 工学院大学新宿キャンパスA−0312教室
司会進行 東京大学名誉教授 武田 暁
挨拶
財団法人平成基礎科学財団理事長・東京大学名誉教授 小柴 昌俊
工学院大学学長 三浦 宏文
講演次第
宇宙創世期の交響楽
−膨張宇宙の姿とその始まり、ビッグバン− 杉山 直
13:10−14:30 1時間目
14:30−14:50 休憩
14:50−16:10 2時間目
16:10−16:40 質疑応答
閉会
★講演者紹介
杉山 直 (すぎやま なおし)
1961年生まれ
学歴
1984年 早稲田大学理工学部物理学科卒業1989年 広島大学理学研究科修了、理学博士 職歴
東京大学理学部助手
カリフォルニア大学バークレー校研究員
京都大学大学院理学研究科助教授
国立天文台理論天文学研究系 教授
−2004年4月1日改組により−自然科学研究機構 国立天文台 理論研究部 教授
現在に至る
専門分野
宇宙物理学
主著書
『膨張宇宙とビッグバンの物理』 岩波講座 物理の世界 2001年『宇宙 その始まりから終わりへ』 朝日選書 2003年『宇宙マイクロ波背景放射ゆらぎの研究』 2001年 第16回西宮湯川記念賞受賞
★講演内容の概要
宇宙は、とても熱く、また密度の高い、ビッグバンと呼ばれる状態から始まったことがわかっています。1965年に発見された、 宇宙マイクロ波背景放射と呼ばれる四方八方からやってくる電波の存在によって、そのことは明らかにされました。 最近、この宇宙マイクロ波背景放射には、観測する方向によって、ごくわずかな強度の違いが存在することが、人工衛星を用いた詳細な観測によってわかってきました。 この強度の違いこそ、誕生後40万年の時代に、宇宙に鳴り響いていた音の存在を示すものでした。宇宙の始まりに鳴り響いていた音を測定することで、 宇宙にはどのような物質が存在していて、また宇宙の形はどのようになっているのか、といったことが明らかになってきています。 本講演では、ビッグバンとそこに鳴り響いている音を中心主題に、最新の宇宙論について解説していきます。