楽しむ科学教室
財団法人平成基礎科学財団主催
  福岡県協賛
福岡県教育委員会・   後援


日時: 2006年10月28日(土)13:00開演
会場: 九州大学伊都キャンパス 西講義棟工学第3講義室

司会進行           財団法人平成基礎科学財団理事
                         東京大学・東北大学名誉教授 武田  暁 


挨拶

財団法人平成基礎科学財団理事長・東京大学特別栄誉教授 小柴 昌俊

    福岡県知事 麻生  渡

講演会次第

「無の粒子、無の状態」

〜質量と真空の謎〜       

長島 順清

13:10−14:30                  1時間目

14:30−14:50                  休憩

14:50−16:10                  2時間目

16:10−16:40                  質疑応答

閉会

 

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講演者紹介

長島 順清(ながしま よりきよ)

大阪大学名誉教授

1938年生まれ


学歴

1965年博士(理学)取得 東京大学


★職歴

1965年 米国ロチェスター大学リサーチアソシエイト

1969年 米国カリフォルニア工科大学シニアーリサーチフェロー

1972年 文部省高エネルギー物理学研究所(現高エネルギー加速器研究機構)助教授

1980年 大阪大学理学部教授

2001年 定年退官 名誉教授


                   現在に至る。

★専門分野

高エネルギー実験物理学


★主著書

「ニュートリノの謎」(サイエンス社1982年)

「素粒子物理学の基礎I, II」(朝倉書店1998年)

「素粒子標準理論と実験的基礎」(朝倉書店1999年)

「高エネルギー物理学の発展」(朝倉書店1999年)


★講演内容

湯川博士の中間子論に始まる素粒子解明の道は、1970年初頭に標準理論として一応完成したが、その根幹は素粒子質量の起源が真空の状態変化にあることを見抜いたことであった。2003年に宇宙の年齢、宇宙物質の構成、宇宙構造の起源が明らかになった。驚くべきことに我々の知る物質は宇宙組成の中で5%以下しかなく、70%が未知の暗黒エネルギー、25%が未知の暗黒物質で占められることが判った。アインシュタインが生涯の失策と嘆いた宇宙項の正体は? 真空の謎追求 21世紀物理最大の課題となろう。