
楽しむ科学教室
財団法人平成基礎科学財団主催
東京大学理学部・東京大学素粒子物理国際研究センター共催
後援
日時: 2006年9月30日(土)13:00開演
会場: 東京大学 小柴ホール
挨拶
財団法人平成基礎科学財団理事長・東京大学特別栄誉教授 小柴 昌俊
講演会次第
「科学する心の働き」
〜学習する脳の不思議な働き〜
武田 暁
13:10−14:30 1時間目
14:30−14:50 休憩
14:50−16:10 2時間目
16:10−16:40 質疑応答
閉会
★この「楽しむ科学教室」は
地上デジタル教育テレビにて放送され、更に平成基礎科学財団がDVDに制作し、全国の希望する学校に配布する予定です。
参加者の方々のお顔や質疑応答も放送番組、DVDに含まれることになることをご承知ください。
*******************************************************************************************************************************************
講演者紹介
武田 暁 (たけだ ぎょう)
1924年生まれ
★学歴
1946年 東京大学理学部物理学科卒業
1950年 東京大学大学院中退
★職歴
1950年 神戸大学助教授
1956年 東京大学原子核研究所教授
1961年 東北大学理学部教授
1966年 東京大学原子核研究所所長
1969年 東北大学理学部教授
1988年 東北学院大学教授
〜1999年
東京大学・東北大学名誉教授
★専門分野
素粒子物理学、脳科学
★主著書
「素粒子」、「場の理論」、「物理科学への招待」、「形の科学」、「脳と物理学」(裳華房)、
「脳と力学系」(講談社)、「脳は物理学をいかに創るのか」(岩波書店)、
Development of Physics, EOLSS, UNESCO、等
★講演内容の概要
誰でも4才くらいまでに身の回りで使われている母国語を理解し自由に使えるようになることは、人の脳には素晴らしい能力が備わっていることを示しています。物事をじっくりと見たり聞いたりするとそれらを認知する能力が自然に向上すること、寝ている間にも記憶を想起して固定化する能力、行動のプランや思考の道筋を立てて次に起こることを予測し、予測と現実が異なると修正して新たなプランや道筋を立てる能力等、人の脳には素晴らしい学習機能が備わっています。多数の神経細胞(ニューロン)の働きとしてこれらの不思議な脳の働きを理解する研究は始まったばかりですが、皆さんと一緒に脳の働きをニューロン集団の働きとして理解する研究の一端を垣間見て、誰でも科学者になれる能力を持っていることを確かめたいと思います。私は脳科学を勉強し始めてから未だ15年ほどしか経っていませんが、何時も高校生のような気分で脳科学の勉強を楽しんでいます。